COUNTDOWNはチャレンジを厳選した国内唯一のグローバルクラウドファンディングです。

若手の職人がたった一人になってしまった「西陣絣」(にしじんがすり)を未来につなぎたい!工房設立とオリジナル製品づくりに挑戦!

モノを作りたい

若手の職人がたった一人になってしまった「西陣絣」(にしじんがすり)を未来につなぎたい!工房設立とオリジナル製品づくりに挑戦!

このチャレンジについて

精緻で華やかな模様が特長の西陣絣(にしじんがすり)は西陣織のひとつ。
しかし最盛期に120軒あったという絣屋は現在もう7軒しかなく、職人もたった7人が残るのみです。そのうち若手は「いとへんuniverse」に所属する葛西郁子だけで、あとは65歳~80歳の職人さんばかり。

「わたしたちが西陣絣の技術を守っていくしかない」
「その為には普段の暮らしに活かせる西陣絣を沢山作り、皆様にお届けすることしかない」

との思いから、工房設立と製品製造を目指して、このたびの挑戦を決意しました。どうか貴重な伝統の技術・西陣絣を未来へつなぐ活動をご支援ください。何卒よろしくお願い致します!





はじめまして、いとへんuniverseです!


私達は「西陣絣(にしじんがすり)」を知って欲しい!
手織りの布の素晴らしさを多くの方にお届けしたい!
との思いから、今年の2月に活動を開始しました。



左より:酒井貴寛(アドバイザー〈ANDSQUARE代表〉)、白須美紀(ライター)、葛西郁子(西陣絣職人)、岡部陽子(染色作家)、大江史郎(織師)

メンバーは葛西郁子のほか、西陣織の職人や染色作家、ライター、織物を学ぶ学生とさまざま。
互いに協力しあい、染め、絣、織りの作業をしています。



また、それぞれ本業のかたわらに、ワークショップやイベントを開催するなどして、西陣絣を伝える活動をしています。


西陣絣も、手織りの布も、残念ながら今や希少な技術となっています。
若手の職人がたった一人となってしまった西陣絣を次世代につなぐ為、

・工房の設立


・機械織による布づくり



を目標に、チャレンジを致します。
皆様のあたたかいご支援、どうぞよろしくお願い致します!



リターン製品


[11/23追加]サポーターズ・ファブリックにお名前(ローマ字)を刺繍して工房に掲げる!(¥5,000コース以上)




工房設立時にご支援頂いた証として、いとへんuniverseメンバーがお名前(ローマ字)を刺繍し、サポーターズ・ファブリックを制作します。



いとへんuniverseオリジナル西陣絣「チラチラ」ストール




《¥20,000コース/機械織り》
カラー:ピンク×イエロー、グリーン×グレー/幅41cm×長さ160cm/国産シルク100%

《¥43,000コース/手織り・セミオーダー》
カラー:グリーン×グレーのみ/幅70cm×長さ160cm/宮坂製糸所製国産シルク100%
※セミオーダーとは……ご希望の緯糸(よこいと)を選んでいただき、職人が手織りします。緯糸の色や種類によって、雰囲気や風合いが変わります。



西陣絣特有の「吊りぼかし」の技法で染色していますので、やさしいタッチの染まり方になっています。そうして染め上がった糸を「ハシゴ」という装置で模様をずらしています。



いとへんuniverseオリジナル西陣絣「ムラシマ」ストール




《¥17,000コース/機械織り》
幅41cm×長さ160cm/国産シルク50%+トルファン綿50%

《¥40,000コース/手織り・セミオーダー》
幅41cm×長さ160cm/宮坂製糸所製国産シルク50%+トルファン綿50%
※セミオーダーとは……ご希望の緯糸(よこいと)を選んでいただき、職人が手織りします。緯糸の色や種類によって、雰囲気や風合いが変わります。



鎖編み~染色を二回繰り返し、乾燥させます。あらかじめ染めておいた黒い糸とデザイン通りに組み合わせて織りの準備をします。そして横糸をランダムに切り替えながら織っていきます。



【西陣絣御召・復刻布3種/機械織り】国産シルク100%




西陣織のきものと言えば「御召」。昔の見本帳にあった御召を完全復刻した布を使用しています。全く繰り返しがなく、二度と同じものができない絣です。


1. 西陣絣ファブリックパネル




《¥7,000コース》30cm×8cm/カラー:黒or赤でお選びください。

2. 西陣絣クラッチバック




《¥20,000コース》二つ折り時、縦20cm×横30cm。広げた時、縦40cm×横30cm。/カラー:黒or赤でお選びください。/チェーン付(銀色・ニッケルメッキ)/デザイン:堀切 延。


3. 西陣絣巾着バック




《¥25,000コース》縦30cm×横23cm。/カラー:黒or赤でお選びください。/牛革使用/デザイン・制作:wasabi CRAFT





西陣絣(にしじんかすり)をご存知ですか?


では、西陣絣とはなんでしょうか?

ほとんどの方がご存知ないと思います。
西陣織というのは有名ですよね。そうです、京都の伝統工芸品です。
きっと、きらびやかな帯を思い浮かばれる方も多いと思います。

実は西陣絣も西陣織のひとつなのです。
華やかな帯地があまりにメジャーですが、実は西陣織のなかには伝統工芸に指定された12種類の技術があり、金糸を使った帯以外にも絣織や紬といった織物があり、着物や帯になっています。

絣というのは、先染めの糸をずらすことよって模様を生み出す織物のこと。
沖縄の花織や久留米絣などが有名で民藝のイメージが強いですが、西陣絣は趣が全く違います。
それはもう驚くほどに。
カラフルでモダンだったり、あるいはオシャレ過ぎてアバンギャルドだったり。
よくある絣のイメージがふっとぶほどの意匠が本当に沢山あります。

西陣絣が一番元気だった頃の、昭和の見本生地をご紹介しましょう。



これらは、職人さんたちが染め上がった経糸を1本1本手で組み替えたり、西陣絣独自の道具を使ってずらしたりして生み出されたものなのです。
40センチ幅の布で、経糸は4000~20000本程度でしょうか。
そう、それらを1本1本数えて、ずらしたり、組み替えたり。
このような感じです。



 

「何てメンドウな」と思われました?
「プリントでええやんか」と思われます?

いえいえいえ!!

先染めの糸が交差することで生まれる布地の深みある輝きは、やはり織物だけが持つ魅力。
白い生地を染めるのとは、全く表情が違うのです。
(ああ、それを実際に見ていただきたいです。本当に!)

しかも、これらの模様は絣職人の豊富な経験と知識、アイデアとセンスのなせるわざ。
絣が興隆した昭和40年代には、さまざまな工夫や技術を競い合うようにして多彩な模様が生み出されました。
つまり、絣の職人は一人一人が意匠を決めるデザイナーでもあるのです。
決まりきった技術の継承だけでは、こうまで多彩にはならなかったことでしょう。
作った人の個性が色濃くでるところも、実は西陣絣の魅力なのです。

しかし今、西陣絣の組合に属する職人はたった7人。
そのほとんどが65歳以上(80代がお二人おられます)で、若手はいとへんuniverseのメンバー葛西郁子、ただ一人です。
このまま職人が増えなければ、この素晴らしい技術は失われてしまいます。
もうわたしたちが、西陣絣を何とかするしかありません。そのような状況なのです。

この先西陣絣の継承者を生むためには、西陣絣という織物が多くの方に知られ、愛用されなければなりません。
そのためには現代の暮らしに溶け込んだ現代の西陣絣を、私達いとへんuniverseが作らなければなりません・・・!!


西陣絣(にしじんがすり)を受け継ぐため、工房をつくりたい!機械織りにも挑戦したい!


しかし、わたしたちはまだ今年の2月にチームを立ち上げたばかり。
メンバー全員が本業のかたわら夜や土日に活動しており、手織りで製品をつくっているために数も限られています。

織物は実際に手にとってみないと本当の良さは伝わりません。
その為には沢山つくること、そして手にとってもらえる機会を増やすことが最も大切です。

そのために必要なのが、工房です。


現在いとへんuniverseには廃業された職人さんから譲りうけた手織り機が合計4台あり、うち2台は倉庫に眠っています。
工房があれば、それらの機をぜんぶ稼動させ、織り手を増やしてオリジナル絣布をもっとたくさんつくることができます。
また、工房があれば、皆様に遊びに来ていただき、西陣絣を実際に手に取り、触れてもらうこともできます。

そしてもうひとつ必要なのが、機械織りによる布づくりです。


わたしたちは手織りの素晴らしさを実感しており、とても大事にしてはいますが、それではやはり数が足りません。
機械の機(はた)なら、沢山の布をつくることができ、一つ一つの製品のコストを手織りより下げることもできるので、大勢の方に私達の西陣絣をお届けすることができます。しかし今までは、初期投資が必要であるため挑戦できずにいました。

そこで私達は

・工房設立


・機械織による布づくり  


の実現にむけ、COUNTDOWNにチャレンジすることを決意しました。

多くの方に西陣絣の製品をお届けし将来的にきちんと利益を出せるようになれば職人を増やし、技術を伝えることができます。
まだまだ遠い未来の話ではありますが、わたしたちは必ず実現する覚悟で進んでゆきます。
魅力的な製品をつくることが、西陣絣を守り継ぐことにつながると信じて。

そしてそれは孤軍奮闘するのではなく大勢の方に関わりを持っていただきながら続けていきたいのです。
今回ご支援いただける皆様にも、一緒に関わっていただきながら続けてゆきたいと考えており、見学会や交流イベントなどを開催して皆様と実際にお会いする機会も設けていく予定です。

皆様のご支援が、西陣絣を守る活動に生かされます。

リターンとなる製品で、西陣絣の魅力にぜひ触れてみてください。
完成した工房に遊びにいらしてください。
私達と一緒に、西陣絣を盛り上げてやってください。

どうぞよろしくお願い致します!


目標金額の内訳

・いとへんuniverse工房設立のための資金
・リターン製品製造原材料費と加工費
・手織機の設備、整備



いとへんuniverseの活動

いとへんuniverseは西陣の職人を中心に、西陣絣と手織物の良さを伝えるために結成したグループです。それぞれの本業を活かしながら、西陣絣や手織り物の良さに触れていただくためにワークショップを開催したり、オリジナル製品をつくったりしています。
また、横のつながりの少ない西陣の業界をつなぐことにも重要性を感じており、交流イベントなどを開催しています。

http://itohen-univers.com


(1)ワークショップ・交流会の開催



【手織りストールを西陣絣の技法で染めるワークショップの開催】
 実際に西陣絣や手織物に触れていただき、その良さを分かってもらうために開催しました。参加者からの皆様からは、西陣絣の美しさや、手織物の柔らかさ、風合いの良さに驚きの声をいただいています。
 




【交流会(いとへんmeeting)の開催】
 西陣の職人さん同士、デザイナーや使い手などの異業種の方との交流会を実施。
 つくる人と使う人、届ける人が顔を会わせることで、得るものがたくさんあると考えています。また西陣では職人同士もあまり交流がないため、情報や道具をシェアできたり、お互いの特長を活かしながら協力することで、多くのことができると確信しています。





(2)グループ内一貫生産による製品づくり


  メンバーの職人たちで協力しあい、染め、絣、織りの作業をしています。





〔糸にもこだわっています〕
織物にとって大切なのは「糸」です。
手織物に関しては風合いを大事にするために、長野県の宮坂製糸所で機械ではなく手で繰られた絹糸を使用しています。







(3)メンバーのご紹介


いとへんuniverseは西陣の職人や染色作家、ライターなどが集まり、2015年2月に結成しました。心強いパートナーとして、西陣織販売のANDSQUARE代表にも活動を手助けいただいています。また、20代の若手メンバーも集まってくれて、頼もしく活動してくれています。

モデル協力:鴉鷺かれん
撮影協力:冨吉 拓也、kiki
制作協力:柴田彩貴、堀切延、石井勝恵