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米国イリノイ大学へ!41年の歴史ある奨学制度を未来に引き継ごう!

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米国イリノイ大学へ!41年の歴史ある奨学制度を未来に引き継ごう!

田原千瑞さんの2018年1月奨学生レポート

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。小山八郎記念奨学生42期の田原千瑞です。この冬に、人生初めてのマイナス二桁台を経験し、イリノイの本気を感じているところです。


写真1
雪のキャンパスではしゃぐ雪国育ち

課外活動
 前回のレポートで課外活動についてほとんど書いていなかったので、今回は私が日々どんな生活をしているか伝わりやすいように、詳しく書いてみようと思います。

・ホストファミリーとの交流
 実は留学生活が始まってすぐ、大学のプログラムに応募し、ホストファミリーを見つけました。このプログラムは、イリノイ大学が仲介して、地元の家族と留学生を引き合わせてくれるもので、留学生なら誰でも応募できるようです。私は留学生チェックインの日にたまたま広告をもらい、面白そうだと思って応募したのですが、すぐにホストファミリーが見つかりラッキーでした。
 私のホストファミリーは、かなり国際的で、ホストマザーはスイス人、ホストマザーはフィリピン人の元大学教授という家庭です。三人の子供さんは既に社会人として家を離れており、また旦那さんもフィリピンでお仕事をなさっているので、いつもはホストマザーが迎え入れてくださいます。ホストファミリーといっても、寝泊りをするわけではなく、月に2度ほどご飯を食べたり、イベントに参加したりという具合ですが、付かず離れず、継続的に顔を合わせて、楽しい時間を過ごせているので、私にとってはとても心地よい関係です。また、ホストマザーは面倒見の良い方で、私の生活についてもかなり気にかけてくださるので、とてもありがたいです。
 これまでホストマザーとは、何度かコンサートを見にいったり、日曜日の朝の教会のミサに参加したり、またホストマザーの誕生日会にも参加させてもらったりしました。イリノイ大学では、キャンパスの中で生活が完了してしまうため、どうしても同世代の学生としか関わるチャンスがありません。ですが、ホストファミリーがいると現地の人々の生活や価値観に実際に触れられるので、世界を少し広げるいい機会になっているかなと思います。

 
写真2
ホストマザーと見に行ったアカペラのクリスマスコンサート

・Group Fitness Class
 イリノイ大学にはARCとCRCEという二つの大きな運動施設があり、基本的に学生は無料で自由に使えます。ですが、一部のトレーニングやヨガについては、講師の方を招いてグループで指導を受ける有料クラスも準備されています。一年で90ドル払うと通い放題ということだったので、私は留学生活が始まって以来、時間を見つけて通っています。実はもともと、ヨガに挑戦してみたいと思っていたのですが、東京だと値段が高めで手が出なかったので、このクラスはいいチャンスだと思い、始めてみることにしました。
 クラスは毎日いろんな時間に開講されているので通いやすく、また生徒のレベルも様々なので、臆することなく楽しんで参加することができます。また、机の前に拘束される日々が続き、体がカチカチに重くなっているので、定期的に体を動かす機会があるのはよかったかなと思います。これまでは三種類のヨガクラスに、週一回ほど参加していて、少しずつ上達してきたかなという感じです。また、面白いのは、クラスも全部英語で行われるということです。体をどう伸ばせ、どこに気をつけろと指示されるのですが、体の部位に関する英単語を全然知らないので、勘に頼りつつ、周りをキョロキョロしながら体を動かしています。
 秋学期はテストや課題に追われ、なかなか思うように時間を作れなかったのが少し残念です。春学期は時間の使い方に気をつけて、もっと頻繁にクラスに行けたらいいなと思っています。冬は体重増加も気になる季節なので頑張ってジムに通いたいです…

・Japanese Conversation Table
 私は秋学期、これといったクラブ活動はしていなかったのですが、唯一参加していたのが、この日本語会話クラブです。毎週金曜日の夕方に二時間ほど集まって、日本語と英語を交えながら、ただおしゃべりするだけの会ですが、私はすごく楽しんでいます。日本語を勉強しているイリノイの学生がメインで、交換留学生や家族柄日本語を話せる学生など、いろんな学生が集まっています。日本に興味のある学生がたくさん集まっているので、会話もしやすいし、友達も作りやすい場所だと思います。最初は、英語の勉強のために留学しにきたのに、日本語のコミュニティに行くのはどうなのだろうと気にしていたのですが、今は参加して本当によかったと思っています。イリノイに来てよかったなと思えるような、素敵な出会いにたくさん恵まれ、楽しく過ごせているのはここで出会った友達のおかげかなと感じているところです。
 私はいつもJCTの人たちと話しながら、外国語を習得する難しさと楽しさを感じています。私は今、英語とイタリア語という二つの言語を勉強していますが、どちらもまだ「できる」と自信をもって言えないレベルです。ある程度文章が読めたり理解できたり話せたりしても、その先の使いこなすというレベルまで持って行くのは難しいと感じるのです。私はこの「壁」のようなものを日々感じていて、辛くなる時が多々あります。JCTの学生にとっての日本語もそうなのかなと思います。日本語は英語と作りが全く違うし、漢字もアクセントも本当に難しいと思います。ただ、彼らを見ていて思うのは、みんな楽しそうに日本語の勉強をしているなということです。JCTの学生は日本文化に興味があって、日本が好きで、日本語を楽しそうに学んでいるように見えます。彼らを見るたびに、言語を学ぶ楽しさとやり方に気づかされ、焦らずに楽しんで着実に勉強していこうと思うのです。英語を学ぶ私と日本語を勉強する彼らは、お互い様なので、助け合えたらいいなと思います。

休暇中の過ごし方
 少し前の話になりますが、11月中旬のThanks giving breakのことも少し書こうと思います。この休暇は1週間半ほどあり、秋学期の良い息抜きとなりました。私は、兼ねてから行きたかったボストンとニューヨークに行ってきました。
 

写真3
ボストンで3回食べた美味しいクラムチャウダー

 まず、ボストンですが、アメリカに留学する多くの学生がそうするように、私もボストンキャリアフォーラムに参加しました。ただ、私はまだ3年生で帰国後留年して5年で卒業する予定なので、参加といっても説明会をひたすら覗いてお話を伺っただけです。それでも、行った甲斐はあったかなと思います。というのも、イリノイ大学には学生と教授しかおらず、ビジネスの世界で働いている方にはなかなか出会えないので、東京にいた時よりも将来観が狭まっているのを自分でも感じていたからです。キャリアフォーラムにはいろんな目的を持った学生が来ていると思いますが、私のような学生も多くおり、全体説明会に加えて、各企業のブースでは手が空いている担当者の方からお話を聞くことができました。私は5つほどの企業の方とそれぞれ一時間半程度お話ししました。もともと色々な分野の人の話を聞くのがすごく好きで、かなり長話をしてしまったのですが、その分深いお話まで聞けてよかったかなと思います。企業の説明を知るならWebページやパンフレットだけで、十分かもしれませんが、実際にお会いして話してみるとイメージが少し変わるような気もします。帰国したらすぐに就活が始まる身としては、留学の最中に生の情報に出会え、新鮮な価値観を摂取できたのは収穫だったと思います。(来年度以降留学する方に勧めている訳ではなくて、あくまでも私が思っただけです。)

 キャリアフォーラムの後はボストンとニューヨークを数日ずつ観光しました。ボストンでは、大学の街を見学してみたいということで、ハーバード大学とMITのキャンパスを訪れました。どちらのキャンパスもさすが名門という雰囲気で、設備の素晴らしさに感動しました。特にMITは、私の予想をはるかに上回った近代的なキャンパスで、面白い建物やアートがたくさんありました。ここに通える学生が羨ましくて、文系に進んだ自分を後悔したほどです。何れにしても、ボストンの穏やかな街並みと雰囲気はとても心地よいものでした。

 一方、ニューヨークは世界一の大都会という感じで、やはり何もかもが大きかったです。ビルの高さも通りの大きさもダウンタウンの大きさも、シカゴやボストンと比べると規模が違いました。特に、夜のタイムズスクエアはネオンがあまりにも煌々と光っていて、夜なのにこんなに明るいところが地球上にあっていいのだろうかと、とても圧倒されました。小さい頃から見てきた海外ドラマや映画の多くはニューヨークを舞台にしていたので、いつか行ってみたいと憧れていた場所だったのですが、予想以上のパワフルさでした。

 Thanks giveing breakでは2都市しか旅行していませんが、以前行ったことのある都市と比べてみても、それぞれの都市が独特の雰囲気を持っていて、同じ国でも全然印象が違います。アメリカはやっぱり大きいんだなというのが正直な感想ですが、せっかく来たので、遠出していろんな場所を実際に見られたのは、よかったかなと思います。


写真4
ブルックリン橋から見たマンハッタン

 今回は学業以外のことばかりをつらつら書いてしまったので、次回の奨学生レポートでは、春学期の授業について詳しく書かせていただきたいと思います。それでは、残りの4ヶ月、与えられた機会を目一杯楽しめるよう頑張りたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2018年1月30日 
第42期小山八郎記念奨学生 田原千瑞